メディアの手帖

このブログは、メルマガ「IDOL TODAY」の編集者である畑中 智晴が、日々のメディアの動きや最近のNEWSなどを取り上げ、コメントするブログです。 (但し、毎日更新とは限りませんので悪しからず)

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競輪改革私案

いつも拝見させていただいているブログ「公営競技はどこへ行く」の中で、作者である大阪在住のBank of Dreamさんは「競輪の売り上げ回復には、思い切った改革の実行が不可欠」という持論を展開している。同じ改革という点では予想紙発行のコンドル出版の武田社長も「プロの団体なら1500人が限度、赤字開催を減らし、黒字開催を増やすべし。月1開催で10個レースの基本がベスト。そして各場・サテライトは月に4週を使ったもの(1週間1開催)にすればファンはしっかり自分の仕事をやれるし、競輪界にファンが戻って来るのでは」という持論を自身のHP内の「コンドル日記」で語っている。
それでは、具体的にはどんな方法が考えられるのか? ここでは私なりに考えた競輪改革の私案を提供して、今後の議論の参考として頂きたいと思う。

Bank of Dreamさんが考えている「競輪の思い切った改革」とは
・「三点セット」(開催削減・発売削減・選手の大量首切り)
・ビッグレースの開催削減
・A級レースを7車立てにして4着以下は賞金なし
・UCIルールの導入
の4点で、Bank of Dreamさんはこれを「カルテット計画」と称している。今回の私案はこれをベースに考えてみたい。

まず「三点セット」の1つである「選手の大量首切り」の一環として
・現在の2層6班を1層3班+αの形にする
事を挙げておきたい。具体的にはA級を1班のみにして、2・3班の選手にはお引取り願う(登録削除)、という事である。これに伴い、現在A級3班選手で行われている「チャレンジレース」は必然的に廃止。また実力主義を明確にするため、年2回行われているA級選手対象の「レインボーカップシリーズ」も廃止して、S級に上がりたいのならば、実力で上がって来いという意思を明確にする。その代わりに、S級2班選手にも3場所完全優勝によるS級1班への特別昇班を認めさせ、S級の中でも競争主義を明確にする事により、レースを面白いものにする。これにより競輪選手はS級(S班・1班・2班)とA級の2層(実際的には1層3班+α)の形になる。

次に「UCIルールの導入」を推し進める政策として
・全レース6車立てにして、2枠複・2枠単を廃止する(4着以下は賞金なし)
事を挙げておきたい。Bank of DreamさんはA級レースの7車立てを提案していたが、せっかくUCIルールを導入するのであれば、思い切ってS級も含めた全レースで6車立てにした方が分かりやすいと思う。A級は7車立てなのにS級は9車立てというのでは、ファンも混乱するもの、やはり統一された方が買いやすい事は言うまでもない。どうせ統一するのであれば、ここはもう一歩進めて6車立てにして、思い切って枠連の2賭け式を廃止するのはどうだろうか?経費削減というテーマにもうまく当てはまるし、ライン戦禁止のUCIルールであれば、選手の「真の実力」が問われる事にもなるので、トラック世界選手権やオリンピックでの活躍に向けても十分な実力が養われるのではないだろうか?

また「ビッグレースの開催削減」というテーマを実現させるには
・GIIレースの全廃、これに伴いグレード制を廃止して、特別・記念・一般の3カテゴリーでの開催にする
のが相応しいのではないかと思う。具体的には、春秋の共同通信社杯杯・サマーナイトフェスティバル・東西王座戦・ヤンググランプリを廃止するわけだが、まず共同通信社杯については、現在の一発勝負による「ルーキーチャンピオンレース」に代わって、新人選手で優秀な成績を収めた選手に贈る「共同通信社杯ルーキーチャンピオン」として選手表彰の形にしてはどうだろうか?これだと普段の競走が直接左右する事になるので、普段のレースもおろそかに出来なくなるはずである。
またサマーナイトフェスティバル廃止の見返りとしては、現在ナイター開催場でも昼間開催を強いられている記念開催をナイターでも実施可能にするというのはどうだろうか?
実際競艇においてはナイター実施場では開設記念もナイターで行っている例が多いと聞く。記念のために昼間開催を強いられている場にとっては、やはりナイターでやりたいという場も多い事だろう。ナイターの魅力を向上させるためにも記念のナイター開催は検討の価値があると思う。(なお、東西王座戦とヤンググランプリは見返り処置はなし。東西王座戦に関しては既に高松宮記念杯という立派な東西対抗戦があるのでそれで充分であるし、ヤンググランプリに関しては各GIにシード権「ヤング枠」を設けるという事を考えたが、それぞれのGIの特性が損なわれるという事で却下とさせて頂いた)
更にグレード制を廃止(これに伴い「重賞競輪」という呼び方も廃止)する一環として、今春から行われる春のSSシリーズ風光ると年末のSSカップみのりをKEIRINグランプリに統合、グランプリを3日制の特別競輪にするというのを考えてみた。これは昨春競輪とオートレースの上部団体が統合したJKAにおいて、最高峰のレースを統一した体系で実施するというテーマもあるのだが、既にオートレースのスーパースター王座決定戦はこのスタイル(もっともこちらは5日制シリーズだが)で行われており、競輪も3日制シリーズながらスタイルはほぼ踏襲させて頂こう、というものだ。
具体的には、SSシリーズと同じスタイルで初日に(4日制以上のGI優勝者以外の)賞金ランキング上位6名で、2日目には4日制以上のGI優勝者で、それぞれ予選を行い、上位3名ずつで最終日にグランプリ決勝を争う、というもの。(但し、GI優勝者が重複して、3名以下になった場合は、2日目のレースは行わず、初日の賞金ランキング戦からの進出人数を増やす事で調整する)そしてこのグランプリ出場メンバーのみが、競輪選手の最高峰であるS級S班となり、これによりS級S班は毎年人数が変化(最大12名だが、4日制以上のGIを年間完全制覇した場合(この場合初日の賞金ランキング戦からは最下位選手が脱落する計算になるが)は7名という狭き門になる)して、スリルとサスペンスに満ちた「わくわく」した競輪が実現する事になる。

またBank of Dreamさんは「記念競輪を3日制のツイントーナメント化」する事を提唱していたが、この際思い切って「競輪は(特別競輪を除いて)全てツイントーナメントで行う」という方法を取った方がいいのではないだろうか?またA級の選手削減でA級だけでは開催が成り立たない事から、一般開催は全て現行のFI(S級シリーズ)でのツイントーナメントで行う事としたいと思う。特別競輪は(特別がゆえに)別としても、一般と記念とで開催によって方法が違うというのはファンにとってはとっつきにくいものであろう。だからこそ統一する事でファンを取り込みやすい形にする方がいいのではないだろうか?

思えば、ふるさとダービーがなぜ廃止になったのか?という事を考えたとき、それは「記念開催をもっと充実せよ」という事からに他ならないのである。だからこそ今回挙げた「新しい競輪政策」を実行に移す事により、場を廃止する事なしに競輪界は充実したものとなるはずである。
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テーマ:競輪 - ジャンル:ギャンブル

コメント

興味深く拝見いたしました

かなり大胆な改革案となってますね。私のほうでも近日中に私案を出したいと思います。

  • 2009/01/27(火) 22:08:59 |
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  • Bank of Dream #-
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